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『The Last of Us Part II』の開発初期より、ノーティードッグは可能な限りたくさんのファンが、最新の多彩なアクセシビリティ機能を通してゲームを体験できるようにすることを目標に掲げていました。
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』で確立した機能をもとに、『The Last of Us Part II』では、運動や聴力にフォーカスした拡張オプション、さらに低視力や視覚障がいのプレイヤーに向けた最新機能など、60以上のアクセシビリティ設定が搭載されています。
ノーティードッグはこの機能を利用して、プレイヤーのみなさんが自分に最適なゲームプレイ体験を得られることを願っています。
カスタマイズ可能な大量のオプションを作る上で困難だったのは、どのオプションがプレイヤーのニーズに関連するかを理解してもらうことです。さらに、他の機能と組み合わせることでより効果を実感できる機能もたくさん作られました。これらの課題を解決するため、ノーティードッグは、視覚、聴覚、運動のアクセシビリティ向けに、おすすめの設定をまとめて適用できる、3つのアクセシビリティプリセットを作りました。
プリセットを選択した後でも、プレイヤーはいつでも個別の設定を確認・変更できます。
視覚障がい、または低視力のプレイヤー向けに設計された、おすすめの設定を全て適用します。以下の各種設定が有効になります。
聴覚障がい、または難聴のプレイヤー向けに設計された、おすすめの設定を全て適用します。以下の各種設定が有効になります。
運動障がいを抱えたプレイヤー向けに設計された、おすすめの設定を全て適用します。以下の各種設定が有効になります。
今作では、ノーティードッグのゲームとしては初めてカスタム操作設定に対応しています。各コマンドを、ボタンをはじめ、タッチパッドのスワイプやコントローラーを振る動作に至るまで、任意のコントローラー入力にマッピングできます。
ボタンの長押しや連打が困難なプレイヤー向けに、『The Last of Us Part II』では、長押しを押して切替に、連打を長押しに変更することもできます。『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』からは引き続き、カメラアシストや自動照準の設定も可能です。
※インターネット接続が必要です。
テキスト、UI、その他ゲームプレイ要素が小さすぎたり読みづらかったりする場合は、HUDのサイズ、色、コントラストを調整するカスタマイズが可能です。
「ハイコントラスト表示」をオンにすることで特殊なレンダーモードを使用し、ゲーム内のコントラストを高めることができるほか、「画面拡大」機能を使えば、DUALSHOCK 4のタッチパッド入力で任意の画面部分を拡大表示できます。
人によっては、3Dでシミュレートされた動きを見ると酔ってしまうことがあるでしょう。より快適にゲームプレイを楽しんでいただくために、カメラの揺れ、距離、視野、モーションブラーなどを細かく設定することができます。さらに、画面の中心に白いドットを常に表示させるオプションをオンにすれば、酔いの軽減を図れます。
視覚障がい者、または低視力のプレイヤーも本作をプレイできるよう、新たなゲームプレイ方法を用意しています。ストーリーを進行したい場合は「ナビゲーションアシスト」をオンにすればカメラが方向を示すほか、「聞き耳(拡張モード)」を利用すれば寄り道をして敵を倒したり、アイテムを拾ったりすることもできます。移動操作をシンプルにする、高所からの落下を防止する、謎解きをスキップするといった機能もゲーム進行の一助となるでしょう。
映像でのみ伝えられる情報は、視覚障がい者にとって確認することが困難です。本作では、それらの情報が視覚障がい者にも同じように体験できるよう、代わりに音やコントローラーの振動機能を利用できるオプションを用意しています。
移動や戦闘時に、ゲームの音声に加えて「音響キュー」をよく使うアクション(アイテムを拾う、隙間を飛び越える、近接攻撃を回避する等)に応じて再生させることができます。「音響キューリスト」でいつでも細かく音響キューを編集できるので、ぜひ活用してください。
さらに、メニュー画面などに表示されるテキストは、テキスト読み上げオプションを利用することで自動音声がテキストを読み上げるようになります。※1
※1 日本国内向けに販売している『The Last of Us Part II』のテキスト読み上げ機能は、日本語、英語で使用可能です。
その他の音響キューの詳細については、「音響キューリスト」をご確認ください。
その他の音響キューの詳細については、「音響キューリスト」をご確認ください。
『The Last of Us Part II』の戦闘シーンをすべてのプレイヤーに快適にプレイしていただくため、ゲームプレイ体験を大きく調整できるオプションを複数用意しています。例えば「ほふく時視認不可」ではステルスでのゲームプレイが難しい方向けに、ほふく状態では敵から視認されなくなります。照準を合わせるのが困難な場合、「スローモーション」をオンにすればより時間をかけて照準を合わせることができるでしょう。ゲーム内での戦闘がすべてのプレイヤーにとって楽しく、やりがいのある体験となるよう、細かい項目ごとのカスタマイズができることを目指しました。
聴覚障がい者、難聴、音量を下げるかオフでプレイする必要のあるプレイヤーは、音でのみ伝えられる情報について確認することができない場合があります。
下記のオプションでは、音の情報を視覚的に表示させることでゲーム体験を損なわないように設定することができます。「気配インジケーター」はステルス時に敵に見つかりそうな状態を示し、発見された後の戦闘中にも表示し続けるよう設定することもできます。
※インターネット接続が必要です。
字幕表示は一般的なアクセシビリティ設定のひとつですが、『The Last of Us Part II』では、文字を細かくカスタマイズできるようにしました。
大きさや色の変更はもちろん、コントラストをつけるため背景色を付けたり、話者名を表示させたりできるほか、画面外で話しているキャラクターの方向を示す矢印の表示も設定できます。ノーティードッグの作品としては初めて、すべての戦闘時の音声字幕を表示できるようになっています。
アクセシビリティ機能に加えて、『The Last of Us Part II』には難易度の選択肢も豊富に用意されています。発売時にはVERY EASY、EASY、NORMAL、HARD、SURVIVORの5つの難易度から選択することができます。
これらから選択した後でも、プレイヤーの望むゲームの難易度に合わせて自由に調整することが可能です。敵から受けるダメージ量や、敵と仲間の戦闘時の強さ、隠れやすさ、資源の量などの難易度をそれぞれ設定できます。トロフィーの獲得には難易度の制限はありません。
※パッチ1.05で使用可能。インターネット接続とPlayStation Networkのアカウントが必要です。
プレイヤーのみなさんがこれらの機能を活用し、ゲームでのアクセシビリティサポートの認識と支援を一緒に推進していけることを願っています。
開発スタジオのスタッフをはじめ、PlayStationおよびSIEワールドワイド・スタジオのパートナー、そしてアクセシビリティコンサルタントのBrandon Cole、James Rath、Paul Lane、Josh Straub、Steve Saylor、Morgan Baker、Ian Hamiltonの協力に心から感謝いたします。