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「コール オブ デューティ プロ対抗戦」観戦ガイド02

「コール オブ デューティ プロ対抗戦」は、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』(CoD:BOCW)の国内公式大会です。

 

本記事では、「コール オブ デューティ プロ対抗戦」で採用されている各ゲームモードの細かいルールや、知っておくと面白いポイントについてご紹介します。選手たちがどんなことを考えながらプレイしているかを知って、さらに観戦を楽しみましょう!

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もっともっと楽しめる「コール オブ デューティ プロ対抗戦」観戦ガイド01

競技性を高めたプロ仕様のルールで勝負!

まず最初に、各ゲームモードに共通する要素として知っておきたいのは、大会で使われているeスポーツルールについてです。公開マッチとの主な違いは、下記のとおり。

・チームの人数は4人

・ゲームモードはHARDPOINT、SEARCH&DESTROY、CONTROLの3種類

・フレンドリーファイア(味方への射撃)が有効

・ゲームモードごとに採用されたマップを使用

・武器やアタッチメント、スコアストリーク等の制限あり

海外の公式リーグ「Call of Duty League」(CDL)で採用されている競技ルールで、CDLルールと呼ばれます。CDLルールは随時アップデートされるため、使用マップの追加や削除など、内容が変更されることがあります。

HARDPOINT:ミニマップを見れば戦況が一目瞭然

スピーディーな展開が魅力的なHARDPOINT。撃ち合いだけでなく、拠点に対する両チームの動きをミニマップでチェックすると、より深く観戦を楽しむことができます。

拠点が出現する位置と順番は決まっており、60秒ごとに移動します。そのため、両チームは現在の拠点を奪い合いつつも、拠点の残り時間が少なくなると、次の拠点を確保するために動き出します。

先に拠点に入られてしまった場合、敵チームを倒して拠点を取り返さなければなりません。敵チームの守りを崩し、いかに素早く拠点を取り返せるかが、獲得ポイントを大きく左右します。

また、拠点に向けて移動を繰り返す中で重要なのは、リスポーン地点のコントロール。プレイヤーがリスポーンする場所は一定の法則によって決まるため、これを利用して有利なリスポーン地点を確保することが勝利へのカギとなります。

Tips:「取り切りがある」とは?

HARDPOINTでは、終盤になると「取り切りがある(or ない)」と実況されることがあります。これは、その拠点で獲得できるポイントで、決着がつく可能性があるかどうかを指します。

優勢のチームにとっては、その拠点を守り切れば勝利。劣勢のチームにとっては、なんとしても拠点を取り返さなければならない状況といえます。次の拠点へと勝負が続くのかどうか、終盤の戦況を把握する上で注目したいキーワードです。

SEARCH&DESTROY:時間の使い方が勝利のカギ

SEARCH&DESTROYといえば、リスポーンがなく緊張感あふれる戦いが醍醐味。さらには、爆弾の設置/解除と制限時間によって、さまざまな駆け引きが生まれます。

爆弾を持つ攻撃側は、時間内に目標地点へアクションを起こさなければなりません。爆弾を設置するまでの制限時間は1分30秒、設置に必要な時間は5秒です。爆弾が設置されるまでは、攻撃側の動きを待っている防衛側が有利な状況といえます。

一方で、爆弾が設置されると立場は入れ替わり、攻撃側が有利な状況となります。爆弾の設置から起爆までは45秒、解除に必要な時間は7.5秒。設置後、攻撃側は時間内に解除されなければラウンド勝利となるため、できる限り時間を稼いで解除を阻止します。

敵チームを殲滅することだけでなく、いかに相手に時間を使わせるかを考えるのが、こうした爆破ルールの基本。これを知っておくと、両チームの狙いをより理解できるようになるでしょう。

Tips:「ファーストブラッド」とは?

ラウンドの最初に獲得したキルのことを、「ファーストブラッド」と呼びます。リスポーンがないSEARCH&DESTROYにおいて、人数有利はとても重要な要素。そのため、4vs3の状況をつくるファーストブラッドは、重要度の高いキルとなります。

ラウンド序盤、まずはどちらのチームがファーストブラッドを獲得するかに注目すると、動き出しの戦況を把握しやすくなるはずです。

CONTROL:防衛側有利、攻撃側はとにかく1ゲージ

目標拠点の奪取/防衛だけでなく、チケット(復活回数)が絡むことで奥深いルールとなっているCONTROL。各拠点のゲージと制限時間の仕組みについて、確認していきましょう。

マップには2つの拠点があり、攻撃側が拠点に入るとゲージが進行、防衛側が拠点に入るとゲージが戻ります。ただし、ゲージは3つのバーで区切られており、バーまで進んだゲージは戻すことができません。

ラウンドの制限時間は1分30秒で、攻撃側は時間内に2つの拠点を確保する必要があります。対する防衛側は、拠点を1つでも守り切ればラウンド勝利となるため、基本的に防衛側が有利とされています。

制限時間のカウントは、攻撃側が拠点を占有している間は停止。さらに、攻撃側がどちらかの拠点を奪取すると、1分延長されます。つまり、残り時間が少なくなった状況でも、攻撃側はどちらか1つの拠点を確保できれば、ラウンド勝利へのチャンスが生まれます。

Tips:5ラウンド目で防衛側になるチームは?

CONTROLでは、攻撃と防衛をラウンドごとに交代します。しかし、2-2の同点となり、5ラウンド目に突入した場合、単純に攻撃と防衛が入れ替わるわけではありません。

前述のとおり、CONTROLでは防衛側が有利とされています。そのため、4ラウンド目までにより多くのゲージ区分を奪取したチーム(同数の場合、より多くのキルを獲得したチーム)が、5ラウンド目の防衛側を獲得するルールになっています。

トップチームが繰り広げる試合を楽しもう!

「コール オブ デューティ プロ対抗戦」では、現在SUMMERシーズンが開催されています。大会配信はYouTube、Twitch、Twitter Liveにて行われます。国内トップのプロ6チームが繰り広げる激戦をお見逃しなく!

SUMMERシーズン 大会スケジュール

6/13 (日) 第1回

6/27 (日) 第2回

7/11 (日) 第3回

7/25 (日) 第4回 / ファイナル